解決事例
2025/10/16 2025/10/27

傷害事件(電車内での喧嘩)において、早期釈放・不起訴を獲得した事例

ご相談内容など

息子Aさんが、電車内で他の乗客とトラブルになり、最終的には怪我をさせてしまい逮捕されたとお父様から相談がありました。お問い合わせいただいた次の日に、勾留される可能性があったため、勾留を阻止してほしいとの依頼でした。

解決内容

■身柄解放について

お問い合わせいただいたのが18時30分頃でしたが、すぐに契約手続を行い、当日中に接見に行きました。反省分、誓約書、身元引受書などを添付した意見書を、次の日の早朝に検察官に提出しました。そうしたところ、検察官は、勾留請求をせずに釈放となりました。

■処分について

示談交渉をし、無事に示談が成立したため、不起訴処分となりました。

コメント

勾留されてからではないと国選弁護人は選任されませんので、何もしなければ勾留されていた事案といえます。当職のスケジュールがたまたま空いており、すぐに接見に行くことができ、次の日に釈放することができたため、私選弁護人を選任する意味があった事案かと思います。

また、本件は、被害者がそれなりに大きな怪我をしていたため、示談ができないと裁判になる可能性がありましたが、無事に示談が成立したため、不起訴となりました。

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